こんばんは、ちかちゃんです。
今週は、選ばれる女におなりなさい デヴィ夫人の婚活論 単行本(ソフトカバー) – 2019/2/6 ラトナ・サリ・デヴィ・スカルノ (著) について書いていきます。
【1】選ばれる女性になるためには ~たゆまぬ向上心~
デヴィ夫人といえば私のアラフォー以下世代では、現在バラエティ番組などで活躍する毒舌マダムという印象ですが、本書を読んで感銘を受けました。
序章では、デヴィ夫人の生い立ちからストーリが―始まります。 夫人は裕福な生まれではなく、昭和15年戦時中の東京都港区で出生、それから空襲の嵐、そして疎開先での苦労などを重ねられたそうです。戦争が終わり東京に戻っても母親が借金をしてまで通わせてくれた中学校に通い肩身の狭い思いと、「家族のためにお金を稼ぎたい」「教養を身に着けたい」と意を決し、学年でも上位の成績を収めるも卒業後は働くことを選びます。
英語の勉強もし、中卒では1%未満の合格率である旧千代田生命の入社試験に合格。秘書課に配属されます。 働きながらもランチタイムにも夜間にもアルバイトをしつつ、都立高校の定時制にも通うガッツです。 その生活の上、俳優業や様々な業種にも興味を持ち、映画の仕事も増えていったそうです。
17歳の春に赤坂のコパカバーナという高級サパークラブに初めて足を踏み入れ、そこで一晩で当時のサラリーマンの月給に近い額を稼ぐようになります。
貧しい家に生まれたからこそ稼ぎたい、家族を楽にしたい。という思いで。
そのうえでここでの目標は、 ・世界に通用する英語を学ぶこと ・自分で独立してお店が出せるほどの資金を調達すること ・花嫁修業として華道、茶道、日舞を習得すること
としていたということですからその向上心には頭が下がります。 そうして稼ぐお金で親兄弟には十分な暮らしをさせることができるようになり、充分に自立し、19歳にて「あなたに紹介したい人がいます」というご縁でインドネシアのスカルノ大統領とのお見合いを果たし、プロポーズを受けます。
後半は、タイトル通りデヴィ夫人の婚活論として女性たちにアドバイスをする章が続くのですが、まずは苦難の時流の中に生まれるも自ら道を切り開くデヴィ夫人に脱帽です。本書の中では、「貧乏に生まれたからこそよかった」というようなお言葉もあります。
皆さんにデヴィ夫人のパワーのシャワーをお届けできるよう、頑張って理解してお伝えしていきます♪ 明日からも楽しみにしてくださいね。今日はこれにて!
ちかちゃん♡
|